たけのこの想い

「子どもが自分のペースで学び、様々な人と結びついて協力し合う」

 そんな学び場を創りたい!こんな想いからたけのこを設立しました。


 これからの子どもたちを取り巻く環境は時代とともに大きく変化し続けていきます。

 特に「人の生き方や学び方」や「自由に生きていくために必要な力」が変わってくることは間違いありません。

「子どもには幸せに、自由に生きて欲しい!」

未来がどう変化しようと、親は子どもが幸せになることを願っているでしょう。

 

 塾や習い事など子どもの多忙化、自然との関わりや自由に遊べる場所が減少など昨今の子どもを取り巻く環境は変化し続けています。異学年で遊ぶ中では、年上の子は年下の子の面倒をみたり、手加減をしたりなどが自然に行われていましたが、そのような機会も減ってきているのではないでしょうか。

 時代が変化し続け、子どもを取り巻く環境の問題点も変わり続けている中で、明治の学制頒布から150年変わらない日本の教育は時代の変化に取り残されている可能性があります。

 

 変化する時代の中で、自由に生きていくために必要なことは「自立した人間」であることです。

「自立」とは、自分のことを自分でできるという意味合いではなく、困ったときに助けを求め、困っている人を助けられることだと考えます。

 人は一人では生きていけません。人を助けられるような人になってほしいことはもちろんですが、困ったときに「助けて!」と言えることや助けてと言える環境をつくっていけることはとても大切なのではないかと思います。たけのこの立ち上げにあたって、多くの方の支えを感じ、様々な人とのつながりを感じました。これからを生きていく子どもたちにも人との関わりや結びつきを大切にできるように育ってほしいと考えます。

 これからの時代を自由に生きる「自立した人間」を育てるために「教育」が果たす役割はとても大きいです。


 私たちが教育現場に携わり、現代の子どもたちと関わる中で感じる教育の問題意識として以下の点をあげます。

  1、子どもの興味と視野を広げる体験が足りていないのではないか。

  2、日本の一斉授業、大人数指導の限界に達しているのではないか。

  3、変化の対応に、英語やICTの活用などだけやっていれば充分なのか。

 以上の問題を解決していくための1つとして「探究的な学び」があります。


「探究的な学びや体験で上がった解像度でみる社会は楽しい!!」

 以前、勤めていた小学校の特別支援学級の子どもたちと様々な体験活動に取り組む中でいろいろな野菜を育てた時がありました。そんな中、子どもたちと校外学習で道を歩いていると前回は何も言わなかったのに、

「あれはジャガイモの葉っぱだね」「あれは枝豆の葉っぱかな?」

という発言がありました。

 以前から見えていたはずのものを認識し、興味を持つようになることは『社会に対する解像度が上がった』ということであり、いつもの道でも、見え方が変わってくるのです。

 気づきのある学びは楽しく、興味が次の興味を引き寄せていきます。


 様々な“本物”を体験することで「生きた知識」を得て、さらに探究していく、子どもが本来持っている学びの力を伸ばし、安心して遊び、成長を実感できる、「たけのこ」はそんな場所を目指していきます。

 

 私たちは、ここに通う子どもたち、保護者の方々、関わってくださるみなさんと

「人とつながりながら、自分を楽しむ」

 そんな「自立」と「自由な生き方」への道を一緒に歩むことを楽しみにしています。

 立ち上がったばかりで、道半ばのたけのこprojectを進めていくのに、あなたの力を貸していただければ心強いです。

 どうぞよろしくお願いします。

NPO法人たけのこproject代表理事

自発型学習スクールたけのこ代表

菅野 暁(かんの あきら)